USB電源スピーカーもタップからのほうがいい

SNSマーケティングの実績が豊富な会社に勤める友人とよく話すのですが、パソコン用スピーカーの中でもコンパクトさを売りにするものは、ミニプラグの他に電源用のUSBケーブルが生えているものが多いです。
このUSBをパソコン本体の端子に挿すことで電源を取るのが想定されている正しい用途なのは間違いありません。

が、これには大きな問題があります。
パソコン本体の電圧変化を大きく受けやすく、ノイズが乗りスピーカーの特性を測定してみると音質が落ちる可能性があるのです。
コンパクトなスピーカーというのは出力も小さく、ノートの横に置いて使い耳元近くで鳴らすのが典型的な使い方のためために大電力は必要ないですが、比較的省電力なノートのUSBだとそれでさえも安定しないという構造的欠陥と言えます。

で、それを解消するためにベストのアイテムがコンセントに挿して充電器やACアダプタになるUSB電源アダプタです。
これを使用することで非常に安定した電源を取れ、ノイズがなくなるのです。
オーディオ沼でよく言われる音質改善手段の中でも誰にでも効果が分かる数少ない事例と言えます。

まあここまでやるなら最初からコンセントから電源を取るタイプでも良い気もしますが。