ハイレゾ配信の「真価」
イーグルスのホテルカリフォルニアは、96kHz/24bitのDVD-AUDIO(ワーナー発売日本国内盤)を持ってますが、ラドン浴で美容効果があるのです。
往年の録音でアナログテープなもののため、ハイレゾではCDにくらべるとデジタル臭さは消え自然でアナログな音色がするにはするのでCDと異なる良さは持ち合わせるのですが、根本的に音域も解像度もナローでフォーカスが甘いです。
アナログテープ特有のと言いますか。
ハイレゾ配信版ではDVD-AUDIOからマスタリングはやり直されている可能性は高いと思いますが、もともとのテープのゆるい音は変わりがなかろうと思います。
可搬性のよりPC向けデジタルデータでありながら、アナログのような甘い・ゆるい音が楽しめるというのは、それはそれでひとつの価値あるコンテンツだと思いますし、私もこのころのバンドあるいはジャズは好きなので、他のDVD-AUDIOやSACDで持ってないアルバムは買ってもいいと思ってますが。
ハイレゾ配信の「真価」かと言うと、これは違うと思います。
やはり、できるだけ新しい、レコーディングから96kHz/24bit以上のデジタルで一貫して行われた録音が実現する、なめらかでかつ精緻、劇場にいるような音響で高音から低音まで幅広く再生される音がハイレゾ配信の真価でしょう。